事故後の検査はやっておくと安心ですね。
事故に遭った人で、事故から何日か経ってどこも痛くないのに友人などから「後から痛くなると困るから検査を受けたほうがいい」と勧められて医者に行く人がいます。お医者様の話ではレントゲンやCT、MRIの画像に何も異常が見つからなければ、しばらくたってその事故が原因での痛みが出るようなことはないそうです。首と腰などの痛みによる動きの制限がないことが確認できれば交通事故の痛みが後から来るというのはどうも迷信のようです。交通事故にあって、骨折や脱臼など、レントゲンで分かるケガを負ったときは、事故直後から強い痛みがあるはずで、それ以外のレントゲンやCT、MRIなどの画像所見で異常がない痛みは、ほとんど事故による筋肉痛だそうです。確かに事故にあった瞬間は、本能的に体のどこかに強い力が入り筋肉痛を起こすことはあるでしょう。しかし、それを事故によって引き起こされた「むち打ち」と勘違いして「何となく張ったような感じがする」が「むち打ち」という診断になってしまっているようです。後はその人の気の持ちようかもしれないですね。
万が一の場合に備えておく必要があります
車検切れの車で公道を走行した場合、道路運送車両法違反となり罰則、罰金が科せられます。
車検切れの車を運転し、人にけがをさせたりした場合の相手方への補償については?
車検切れの場合、自賠責も切れているのが通常ですので相手のけがの治療費など自賠責は使えません。
しかし任意保険は対人も対物も無制限に加入しており補償期間中だったとしたらどうですか。
「あぁ、よかった任意保険は活きてるから相手のけがの補償はこれでできる。」そう思う人もいるかもしれませんが、残念ながら任意保険は被害者のけがや死亡等の補償が自賠責では不十分のため上乗せとして任意で加入するものであり、自賠責で賄いきれなかった部分を補うものです。(*対物のみの事故であれば任意保険で補償されます)
言い換えればケガの場合は120万円まで、万一死なせてしまった場合などは3000万円までは自己負担でそれを超えた部分が任意保険で支払われるのです。
そんな目に合わないためにもくれぐれも車検切れにはご注意ください。
*自賠責(自動車損害賠償責任保険)は自動車事故で相手方がケガをしたり死亡したりした場合に被害者保護の観点から強制的に加入が義務付けられているいわゆる強制保険のことをいいます。
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